2015年3月3日火曜日

29年目を迎えるチェルノブイリの現状

ウクライナの汚染地域で事故に直面したタチアナ・アンドロシェンコ女史を招いての講演会。
埼玉と東京の講演を聞いてきました。


埼玉では3次会までご一緒させていただき、避難当時の詳細も知ることができて、昨年チェルノブイリで聞いた話と照らし合わせながら、より当時の状況が鮮明になった気がします。


あえての低線量地域での子供たちへの聞き取り調査、放射能を抜くための食事改善、そして日本の民間療法により、手足の不自由な子供たちが正常に近づくことができたことはウクライナの人々にとっても大きな希望になると感じました。(このほか村の穀物を化学肥料を使うことでセシウムの吸収を抑える方法も有効であることがデータとして出たそうです)
私が携わっている温熱軍団も技術的に貢献できる可能性が高いのではないかと思いました。

これと同時に、食品の最低基準ラインが1.1Bq/kgであることがはっきりしてきたようです。
ウクライナの調査ではこれを超えると身体の痛みが出てくるとのこと。

生産者としては非常に厳しいニュースですが、これからの子供にとっては死活問題。

東京公演の映像はこちら↓
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/236469

0 件のコメント:

コメントを投稿