2011年12月31日土曜日

気づけば今年も終わりで、、、


出不精な私としては今年程、多くの素晴らしい方、凄い方、粋な方に出会った年もなく、もしかしたら生涯で一番多かった年になるような気もしてます。

また今年程自分が「生かされている」と感じた年もなく、ご縁と温情に対して感謝の一言に尽きます。

年末は最後まで忙殺されておりましたが、一年の終わりに駆け込みで更に良い出会いがありました。

来年は今年以上に大変な年になるような気がしていますが、自分のなすべきこともなんとなく見え始めてきたので来年は3割増しでいきます。

皆様、今年一年有り難うございました。

それでは良いお年を。

2011年12月20日火曜日

気づくべきこと

先週の志塾での勉強会で構想日本の加藤秀樹先生の講義があり、出だしから刺されるような緊張感出しまくりで一同冷や汗をかきながらも非常に重要な内容を拝聴しました。

原発事故問題の言及から話が始まり意外でしたが、今の日本、日本人の状態をするどく指摘され考えさせられることが多々ありました。

というよりも、被災地問題で感じていることが全て加藤先生が仰ることと合わさり、益々もって被災地だけの問題だけでもなく、日本としてどうあるべきかを考えないと本当の復興はなし得ないと感じた次第です。

詳細は改めて後ほど。

2011年12月16日金曜日

仕事〜自立支援

被災地で一番問題なのは被災者の雇用だろう。

全てを流された方々は特に精神的なよりどころが必要で、一番良いのはやはり仕事、生き甲斐があることが第一と思う。
やることがあれば前を向いていける。

先日、夏に扇風機を贈った相馬の方に手紙を送ったら、何とかやっているが仕事がないという返事が返ってきた。

雇用保険の期限が延長され続けて何とかしのいでいる方がたくさんいると思うが、経済的な部分以外でも今の状態はあまりよくないと思う。
時間が経つにつれ、精神的にも肉体的にも勘を取り戻すのに必要な時間も増えてくる。



昨日ハローワークで福島県の求人状況を見てみたが、いわき市はパッと見で二週間前よりもさらに求人が増えた印象があった。
いわき市はだいぶ活気が出てきているように感じる。
一方で南相馬は相変わらず求人を眺めても寂しい。
本当に仕事がないなと感じる。
多くの若者が避難した。
仕事もなければ戻るに戻れない。
この状態を果たしてどうすれば動かせるのか、、、。


話は変わって、南三陸ではMSR smile project が被災地のおばあちゃん達にミシンの指導などワークショップを行って自立支援を行っている。
今月から都内のレストランなどで商品を販売開始したようなのでお近くに立ち寄られたら是非。

2011年12月12日月曜日

県外避難の子供達


昨日は都内の某雇用促進住宅にて、福島の警戒区域内から避難してきている子供達とのワークショップ。
この日は大熊町、浪江町など各地から避難してきている方にお越し頂いた。

先週まで研修を行い、いよいよ本番というところだったが、予想以上に体力を消耗しまくった。
前回の東大でのCAMPは受験の一環として受ける層が多く、比較的上品な子供(失敬)しかいなかったらしい。
今回はかなりあばれ馬が多かった気がする。
当日の朝、電車の中で色々考えるなかで、「急に環境が変わってしまって、元気がなかったらどうしようか」とやや不安になっていたのだが、全くもって無用な心配だった。

合計16名の参加。
今回は1〜2年生がメインだったが、5年生組が二人いて、彼らに非常に手こずった。
最初から組み合わせでごねだしたので、「腕相撲で勝ったらいいよ」と交渉材料を提案した。
他のファシリテーターは「ちゃんとくじ通り組まないと。高学年なんだから」
という感じで、それは通常ならもっともなのだが、急に都会に避難せざるを得ない状況にたたされ彼らも色々あるのだろうと非常に気になった。
且つ反抗期的なものも垣間見え、大人組がなめられていたので、何かきっかけを作らねばまずいと思った。
なので敢えて「腕相撲」。

私は小学生高学年二人相手でも勝てる自信は実はあまりなかったのだが、なんとか勝てたw
少しこちらの話を聞いてくれるようになった、と個人的には思う。


今回は低学年向けのロボット作成のプログラムだったため、高学年にはやや物足りなかったように見えた。


ただ、ロボットの動きを決めたらあとは自由に作るとうい流れだったため、低学年の子達のほうが感覚的にいじりながらどんどん作成を進めていたのが印象的だった。


高学年の子達も最終的には完成にこぎ着けたが、最初に作ろうと意気込んでいたナメック星人は途中であきらめたようだった。




今回は自閉症の子もいて、その子は結局一人で作品を作らせることになったのだが、波に乗ると凄い力を発揮するなと驚かされた。


開始前の入室時から材料を集めだし、「これ持って帰る」とダダをこねていたので、内心ちゃんと作れるのか不安だったが、しっかり作成し、発表も見事なものだった。


親御さんはこの日のCAMPでは、子供を預けたら発表時間まで子供を預けてどこかへ出かけるなどのパターンだったが、日頃子供の面倒を見ているので手を空けてあげる。
これも支援のひとつじゃないだろうか。


四時間程、子供達ちとふれあっていたが、非常に元気だった。
これはとても安心した。
と同時に、ストレスやら気を張ってるような印象も受けた。
年頃の年齢になると特にそうだろう。


あと気になった点が一つ。
出だしから困らせる態度をとっていた高学年の二人ですが、何故かその場にいなかった友達2名の名前を、自分たちの名前とともに作品に書いたのは単なる子供心とは思えない(あえて追究はしなかったのですが)。


今回は初回ということもあり、また親御さんからお子さんを完全に預かることで子供のいない時間を提供するという目的の企画なので、親御さんから直接話しを伺う時間はありませんでしたが、回数を重ねることで徐々に距離が縮まっていくことに期待します。







2011年12月6日火曜日

被災地支援→日本再生


来週末はまた志塾での勉強会。
志塾の事務長が仙台出身のため、志塾関係者を募ってボランティアにも何度かいかれている。
そのため7月から始まった勉強会の度に、日本をどうするべきかという話から被災地支援の話になってしまう。
私は支援活動においてヒントなり有効な手段なり人材なりを発見するヒントになれば、と思って今年敢えて入塾しましたが、思わぬ縁となっています。
自分の力量不足でまだ十分に活かしきれていないのがもどかしい。

本来は日本をどうすれば良くしていけるか、を考えるのが趣旨ですが、今回の震災での被災地の状態を見ると無関係ではないため、自分が発信することで色々な糸口が結びつかないかなと模索中です。

現在、関連会社のスーパー温熱による温熱治療で福島の仮設での温熱ボランティアを準備中。
個人的にはお年寄りの多い仮設はもちろんのこと、現地ボランティアのケアも行えればと考えています。


ちなみに温熱治療は重度治療だと沖縄温熱でガン治療を行ったりとそのポテンシャルはかなりのものがあります(個人差ありますが)

温めて血行を良くする、というただそれだけのことですが、現代人の様々な諸症状(鬱、低体温、自律神経失調症etc)の原因をつきつめると、その改善に高い期待値があると個人的には感じています。
薬は根本的な治療ではないため(症状を抑えるのが主。)、なかなか治らないと悩んでいる方はこういった民間治療も併せて自主的に症状改善に取り組でいかなければいけない時代が来ていると思います。
年金とか保険料とか、これからの不安要素を迎えるにあたって予防医学は必須です。



www.saisei21.jp
再生日本21は、日本再建のため、国家政策、安全保障、財政再建などの基本戦略を提言し実行していくシンクタンクのサイトです。

2011年12月5日月曜日

キッズワークショップ〜CAMP


昨日は東大の福武ホールにてCAMPに参加。
実戦研修受けてきました。

参加者20人はほとんど小学四年生でしたが、キャラは様々。
前回のロープレで自分が演じた自己中な子供役がそっくりそのまま登場して「ほんとにくそガキが来たw」と内心爆笑してたり。
自分はこのままではまずいと思ったペアに半ばつきっきり状態になりながら全体も見て回っていましたが、各グループを眺めながら、子供達それぞれが何かしらのポテンシャルを秘めているなと感じました。


今回はピコクリケットというプログラムを組み合わせて動かすロボットを使って「冬に一緒にいたら暖かくなれる生き物」という僕の案で出したお題で作品作りをしてもらいましたが、ほとんどクリスマス関連に統一されるという実にわかりやすい傾向が。
やっぱり子供。

子供といると右脳を全開にせざるを得ないのでなんだかんだ楽しくなってしまうのですが、それでもやっぱりある意味「死合」に近いものがあります。
何気ない言い方を凄い気にしてきたり(言ってくれるだけまだいいですが)
気が抜けません。
気を抜くと後ろからすぐ刺されそうな気持ちです。

ということで来週はいよいよ大熊町の子供と勝負です。

http://www.camp-k.com/
www.camp-k.com
社会貢献プロジェクトは、SCSKグループのCAMP(Children's Art Museum & Park)。CAMPの社会貢献プロジェクトは、小中学生を対象としたワークショップの開催など、さまざまな社会貢献に取り組んでおります。

2011年12月4日日曜日

あきらめ

先日、TERRAをお貸しした、米沢に避難している富岡町の方。

一時帰宅で線量を測ってみての感想、というか心境をガイガーPJの方から間接的に聞いた。

自宅内は約5μsv/h。
周辺は20μsv/h前後。
高いところでは80μsv/h・・・・・。

線量だけでも問題だが、この方は線量の問題を除いたとしても、自分の土地に戻るのは難しいと感じたそうだ。

なぜなら、家の中が放し飼いの動物達に荒らされてかなりめちゃくちゃになっていたとのこと。
「これではちょっともう戻れない」と思ったらしい。
動物は餌を求めて家屋に入るため、家はどこも荒らされている状態のようだ。

とても切ない。

時間がかかれど何かしらの策を講じ、仮に線量が何とか収集ついたとしても、戻れる状態ではないことを思い知った。

話を聞いた限りでは、このかたは戻ることを「あきらめた」と私は捉えた。
悔しいが、次のステージへ踏み出す準備ができたと前向きに捉えるしかない。







2011年12月1日木曜日

高速無料措置

やや不満だが若干の改善は見られる。
東北全体を勘案している点は評価できる。
被災地以外も打撃を受けているので。

もっと早く手を打ってくれればなー。


http://www.e-nexco.co.jp/road_info/important_info/h23/1121/?mid=53

TPP問題


以下、Facebookに投稿したものそのまま引用いたします。
被災地復興にぐずついている政府が、復興の足枷になるような策に賛同しているのははなはだ頭にくる。
やるならせめて復興の目処がついてからにして欲しい。
今日はこのことを考えていてちょっと頭にきてます。



TPP問題。
色々考え方はあるのかもしれませんが単純に考えてみた場合、
東北の復興を考えると、現状では足枷にしかならないと思うのですが。。
なぜ政府が自国に追い打ちをかける策に飛びつくのか、理解できない。
裏でおいしい思いでもできるのだろうか。

http://www.the-journal.jp/contents/newsspiral/2011/01/tpp_5.html

www.the-journal.jp
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