2011年10月31日月曜日

増加中@米沢

先日、米沢の支援者からガスコンロの追加依頼がきた。
ニーズが新たにあがってきたのと、やはり避難者が増えたらしい。

一方で山形県では転勤等の受け入れ先の確保のため、県としての住居受け入れは一応閉め切りになったとのこと(応相談ではあるようだが)。

これから間もなく冬を迎えるが避難者はどう推移していくのか。
気になるところ。


2011年10月30日日曜日

県外避難の子どもへの支援

現在、ふんばろうのメンバーとふんばろうとは別枠で都内の県外避難者へのフォローを思案中。
その中で、子ども向けのワークショップを行っているSCSK株式会社という会社が有り、そこのシステムを活用し子ども達にワークショップを開催しようと準備を進めている。

同席するファシリテーターとしての研修を受ける必要があるので来月から3回参加予定。
メンバー募集中です。

http://www.camp-k.com/kodomo/introduction/

2011年10月27日木曜日

吉田松陰

先週末、山口県の萩・下関にて吉田松陰の勉強会に参加してきました。
私は被災地支援は日本の立て直しにつながって行くと信じているので(つながらないと日本は終わりだと思っている)こちらにFacebookで書いた内容を転記させて頂きます。
※以下




【下関・萩】
山口県の萩・下関にて吉田松陰の勉強会に参加してきた。
歴史(年表)は好きではないのだけれど非常に感化される二日間だった。
塾生の発表、講義、留魂録の輪読や関連遺跡見学。
中でも衝撃的だったのは萩にある松陰の叔父・玉木文之進の旧宅にて行われた松陰研究者の岡田幹彦先生の講義。

松陰ゆかりの地で六畳一間に全員座しての講義がさながら松下村塾だったためか、岡田先生は感極まり何度も目頭を熱くして吉田松陰の神髄を語ってくれた。
日本とはどういう国なのか、日本人としてのアイデンティティーを突きつけられた。
何とも言えない感情がこみあげ、途中から涙を抑えるのに必死だった。
先生の涙に誘われてではない。
「日本とは」を滔々と語る松陰の言葉が妙に心をえぐってくるからだ。
歴史の話で泣くとは思いもよらなかった。

そして岡田先生の吉田松陰への強い愛を感じた。
ここまで自分の敬愛する人物をうれしそうに、しかも涙を浮かべながら他人に力説する人は、宗教信奉者でもそうはいまい。

私達は自分の国と歴史を知らなさすぎる。
そう感じた。
考え方、好み、人それぞれだが、日本の根源を語る吉田松陰の言葉は無視できないものと思う。
今の日本のあり方に疑問を感じるならば、岡田幹彦先生の語る吉田松陰を一度是非聴講して頂きたいと思う。
そこに問題の根源がある。

2011年10月19日水曜日

雪国越冬プロジェクト??

県外避難の中で、豪雪地帯へ避難しているところが心配になっている。

米沢、会津、新潟。

主にこの三カ所かと思う。

雪国の冬物は一から買いそろえないとなかなか越冬は厳しいと思う。

靴からして、都会と違い、ブーツなどは履けない。
スパイク付きの長靴。

初シーズンだけでも少し支援できないかなと勘案中。。。

子ども物が特に必要かな。

雪かきグッズに関しては米沢は特に行政からの支援予定はない。

会津のほうは出るらしいが。

2011年10月14日金曜日

PCプロジェクト〜ふんばろう東日本支援プロジェクト


PC環境整備プロジェクトでも、とても御世話になっているYahoo! JAPANさんが復興支援のページにて当プロジェクトを御紹介して下さいました。


http://shinsai.yahoo.co.jp/
shinsai.yahoo.co.jp
震災に関連したインターネットサービスや機能をご紹介しています。被災地域の支援や、最新情報の確認にご利用ください。

2011年10月12日水曜日

日常へまた一歩

私が度々お世話になっている、いわき市久之浜の諏訪神社(正確には北いわき再生発展プロジェクトチーム)では、今後週末のみの活動となるという話をメンバーから昨日聞いた。

被災しながらも地元の若者達が瓦礫撤去等に日々積極的に取り組んで活動していたが、皆仕事が決まり、生活を日常に近づけていく段階にきているようだ。

代表の高木さんも「自分の生活がまずあっての、本来のボランティアの形にしていく」とのこと。

まだまだ問題は多く楽観視できるわけではないけど、着実に復興へ進んでいるんだなと感じた。

とはいえ福島全体で見るとまだまだやるべきことは腐るほどある。
放射能の問題ばかり注目されるが、それに付随する諸問題は現地にいなくても、東京にいたって支援できることがたくさんある。
その事に皆さん気づいて欲しい。

経験者が語る〜阪神淡路大震災の教訓

阪神淡路大震災の経験・教訓が東日本大震災で生かされている。
わかっていてもなかなか改善できない場面もあるが、それでも過去の経験が生かされたおかげで救われている人はいるはずだ。
即座に現場で動いていただいたお陰で今がある地域は少なくないはず。
米沢もその一つ。
あまり面沙汰になっていないのも、恐らく適切な運営ができる人材がいたからだと最近気づく。
そうじゃなければもっと混乱が続いていたんじゃないだろうか。



昨日、ふんばろう内でシェアされた阪神淡路大震災の支援経験者のブログをご紹介します。
これを読むと、やはりまだまだこれからなんだな、と身が引き締まる思い。
現地でフェーズは変わってきているけどやはり楽観視はできない。
福島は尚更です。

「わたしのフクシ。」
http://watashinofukushi.com/

2011年10月8日土曜日

ハンドメイドプロジェクトから作製キットの支援

ふんばろうのハンドメイドプロジェクトは、主に女性の方々に人気のプロジェクトだ。
夏前頃に出来上がり、誰でも参加しやすく、特技を活かせるので爆発的な勢いで参加メンバーを増やした(おそらく)。

初期の段階では被災者に手造りのモノを届けようということで、匂い袋や草履等をプレゼントしていた。
また仮設住宅の集会所でワークショップのようなものも開催している。


先月からは材料=製作キットのような形で被災者にプレゼントし、皆さんで作っていただこうという材料提供班がたちあがった。

先日、早速こちらの件を米沢の支援者センターの方に持ちかけ、了承を得た。
米沢の支援者センターでは毎週水曜にお茶会として避難者が交流を深める場を作っている。

せっかくなのでそのお茶会の企画として、皆さんで一緒に手作業をして頂こうというのが、材料提供の狙い。

避難先はどこでもコミュニティができていないのが問題の一つであった。
そういう状況を変えるきっかけのひとつは、何かを皆で作ってもらうという行為だ。
共通の目的に向かって作業することで、人間というのは少し心が通じてくるものらしい。
今回はたまたまアクリルたわしキットを提供できる方がいたのだが、幸いにも日用消耗品を節約したいと思っている米沢の県外避難者にとっては、洗剤を使わなくて住むアクリルたわしはなかなか利にかなっているのでは、と密かに期待している。

定期的な開催ができるようにフォローしていきたい。


2011年10月5日水曜日

県外自治区

今県外避難している福島県の市町村に対して、自治区を認めてはどうかと前々から密かに思っていた。

もちろん「戻ることができるようになる」という前提になってしまうが。

自分の住んでいた土地がなくなる、国がなくなる、町がなくなる。
こういう状況はどれだけしんどいか、経験してみないとわからない。(なのでもちろん私にとっても未知の領域)
人生がごっそり奪われたようなものだ。

そんな状況で避難生活を続けてまともな人生を送れるわけがないし、いつまでも続けていたら避難している方々の感覚が本当におかしくなってしまう。

(現に、郡山のビッグパレットでは避難者格差が起こっているという話を聞く。
沿岸部の津波で全てを流された避難者はお金がない。
原発で避難してきた避難者は仮払い金があるから夜な夜な高級料理やら風俗やら、先を考えない贅沢な生活を送っている方もいるそうだ。)

個人的には、どこの被災地でも最終的には「そこで生活する人たちがどうしたいか・どうするか」にかかっている。

もちろん賠償すべきものは当然するべきだが、考えうる最大限の周りからのサポートがあったとしても一番必要なのはそこに生活する人達の気持ちと行動だ。

それに備えて少しでも、土地を間借りしてでも、県外の土地で自治区を認めるべきではないかと私は思う。

国は責任としてそれくらいの措置をとるべきだと思う。

避難者の様子を見聞きする限り、都内は感覚的に合わないようなので難しいだろう。
しかし米沢など、地元に近い感覚で生活できる地域であれば(気候的な違いはあるにせよ)多少土地にも余裕があるだろうし、しばらくの間、避難自治体に貸してしまったほうが良い気もする。
そいういう中で労働に対する意欲や、生活に対するけじめなどの気持ちも多少なりともで来るはずで、飼い殺しのような今の状況を少しは改善できるように思う。

人権を認めるのであればそういった措置を考えるべきだ。

今の避難生活はあまりにひどい様に思う。
放っておけば人間が壊れる。

長期戦を覚悟すべきだが、その前に早急に対策するべきことがあるように思う。












2011年10月4日火曜日

学校給食について

【学校給食】
土曜は中学時代の養護教諭の先生のお宅へお邪魔して色々とお話を聞く。

石巻の給食の話をしたところ、米沢では最近、小中学校の給食がすべて自校給食に切り替わったとのこと。
私の時代は中学校は弁当だったのだが、小学校の生徒数が減ったため小学校で中学校の分もまかなっているらしい。
先生の働きかけもあっての流れらしいが「米沢の学校給食は今日本で一番すばらしい」と絶賛されていた。

学校給食は義務教育の一環であるなら、やはりそこには手間をかけるべきだろう。
配給された食料は顔がみえないのでありがたみも薄れる。
毎日給食のおばさんが作ってくれるからこそ意味がある。
自校給食は是非続いてほしい。

と同時に給食に対して、栄養摂取の個体差についても先生と語り合った。
給食を残さず食べなさい。
バランスよく食べなさい。
これは成長度合いの違う個々を無視している。
先生も現役時代にそういう指導をしてきたが「あれはよくなかった」と仰っていた。

栄養摂取量の個体差は別に子どもだけではない。
大人も個々で必要なものは微妙に違ってくる。
食物繊維を多めにとったほうが良い人もいれば、タンパク質をあまりとらないほうがいい人もいる。
人それぞれ消化能力が違えば、燃費も違う。

食に対してもっと敏感になって欲しいなと思う。

県外避難者〜米沢市


昨日ようやく米沢の支援者センターのキーマンとお会いできた。
何人か大学の先生も本を書くとかでいらっしゃり、皆で事務長代理(南相馬小高区)の話を聞きながら意見をかわす。
米沢では地震直後に警戒区域から避難してきた方々が、自主避難受け入れの窓口として活動している。

色々話しを聞いていて初めての豪雪地帯での冬は揃えないといけないものがたくさんあることに、地元の人間のくせに今更ながら気づいた。

反射式ストーブ、冬用のブーツ・長靴、子どものスノーウェア(?)、手袋、スノーダンプ、スコップ、etc...

雪国では全て必須。
これはかなり痛手。
さてどうする。

http://yonezawanet.jp/oide/#DATABLOCK
yonezawanet.jp
山形県米沢市の地域ポータルサイト「米沢ネット(よねざわネット)」は米沢市民が発信する米沢市の総合サイトです。
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2011年10月1日土曜日

Radiation-watch.org

このようなサイトを発見。
組み立て式の簡易線量計を提供しているようです。
ちょっと興味あり。
一般の方が手に入りやすい線量計の開発研究してるようです、素晴らしい。

http://www.radiation-watch.org/p/blog-page.html