2013年5月14日火曜日

【告知】第五回福島ふるさと交流会

【第5回福島ふるさと交流会】
ふんばろう福島代表の矢内も世話人として携わっている「福島県被災者同行会」で交流会を開催しますので告知にご協力ください。
「福島県被災者同行会」は福島県から首都圏に避難されている被災者の会で310世帯、563名の方が会員になっています。

日時:5月24日(金)13:40~16:20
会場:世田谷区文化生活情報センター5階
   セミナールーム<三軒茶屋キャロットタワー>
交通:東急田園都市線三軒茶屋駅から徒歩2分

※事前申し込みが必要です。
 FAX 03-5470-7755
 電話 03-5470-7751



がんばっぺ〜中央•佃シニアサロン

先日、5月11日(土)は月島社会教育会館にて「がんばっぺ〜中央•佃シニアサロン」に参加させて頂きました。


行事開催の相互告知などのパイプ作り、という目的があり、ふんばろう福島からお手伝いとして三名参加しました。
ですので支部長からも「ファーストコンタクトなので慎重に」と言われており、気構えて臨んだのですが、非常に楽しい雰囲気で、そんな目的を忘れて一人でかなり楽しんでしまいました。

まず始めに凄い!と関心させられたのが完全に地域密着型だったこと。
避難者交流会などは避難者と支援者が主な参加者ですが、こちらの交流会は地元のシニアサロンとしての意味合いもあるため、地元の方々もふらりと交流会に参加されていました。
こういう交流会は初めてだったのですが刺激的でした。


そして豚汁の材料だけ与えられ各テーブル毎「話し合って作って下さい」という料理セッション。
普段はもんじゃ焼きを作ってるそうで、今回は初めての試みと仰っていましたが、なかなか大胆だなと思いました。
ワークショップ形式のものはたくさんあると思いますが、これは完全な共同作業ですので、密なコミュニケーションが非常に問われます。

野菜の切り方、豚肉は炒めるのか、煮る順番、出汁は昆布味か鰹味なのか、何も決まっていません。
私のテーブルなどは一緒だったおじいさんが大根を勝手にぶつ切りに切り始めてしまうので「あ、ちょっと待って下さい、、、あーじゃそれでいきましょうか」と流動的に作業がすすみ、あっという間に調理は終わってしまいました。

出来上がりは各テーブルそれぞれの味が出ました。
以前から頭の隅に避難者の方主体の「郷土料理大会」なるアイディアがあったのですが(単に食べたいだけなんですが)、それが再び湧きあがってきました。

今回は料理を食べ終える頃に避難者の方がたくさんいらっしゃるような流れだったのが少し残念だったのですが、後半のお茶会でお話しも出来、米沢に縁のある方ともお話しできました。

須賀川、福島市出身で復興活動に取り組んでるフレッシュな若者達とも出会え、希望の光もあるなーと思えたり、良い出会いのあった一日でした。

主催の方も魅力的な方でした。
某通信社に勤務され、北欧福祉に取り組まれていたとのことで、普通とはちょっと違う切り口で支援を考えていらっしゃるように思えます。

月島周辺の方がいらっしゃれば是非ご協力頂ければと思います。







2013年5月6日月曜日

富岡町の現状を目の当たりに

五月四日、五日といわき市へ行ってました。そこでの所管、三回程にわけて書かせて頂きます。

昨日は区域再編された富岡町に初めて行ってきました。

お祖父さんの住む会津しか知らない彼女にいわき〜楢葉の沿岸部を案内する予定で向かったのですが、現地で富岡町の町中まで入れることを初めて知り、線量計も携行していたのでそのまま町中を少し回ってきました。

富岡町に入り六号線を北上していくと、徐々に線量計の数値があがり、双葉警察署を過ごし過ぎたあたりでは3μSv/hを超えました※写真1参照(両側が草木が生い茂っている土手になってるせいもあるかと思います。)。
正し、この数値は正確な条件で計測したのではなく、移動中の車中で他地域と相対的に比較しての数値になるので参考程度に留めて頂ければと思います。
(いわき市内0.05〜0.2、いわき高速道山間部など0.1〜0.3、いわき北端0.1〜1.0、楢葉町0.2〜1.5程度)※同地域でも計測スポットによってかなり数値は変わってくるはずなので、あくまで私の感覚的な数値です。

沿岸部の富岡駅のほうへ行くと線量計の数値はだいぶ低く、0.7〜0.9の間を変化するような感じでした。

当然、家屋の片付けなどはこれからの話で、町中は震災当時のままとおそらく言ってよい様子だったと思います。
去年、南相馬小高区の片付けの手伝いをさせて頂いた時を思いだしました。

ただ小高区と違うのは富岡町はそれよりだいぶ線量が高い所が多いということです。
除染したらどの程度下がるのか、やってみないとわからない部分もあると思うのですが、そこがはっきりしてこないと、片付けに着手するのも気持ち的に難しいなと感じました。