2013年9月30日月曜日

福島その②〜美容室わたなべ

花見山を後に、次は南相馬の美容室わたなべさんを訪ねました。

こちらはCheFuKoの温熱軍団で一度お世話になってますが、今回はふんばろうの緑でつながるPjの方に同行頂いてのヒアリング。

美容室わたなべさんはご自身の仕事としてもそうですが、借上住宅の避難者が集まれる憩いの場として、浪江町の渡辺さんが去年から始めた美容室です。

少しでも皆さんのやり甲斐と、コミュニケーションのきっかけになるものが提供できれば、と考えてます。

この日はお客様も少なく、雑談しながらゆっくりお茶をいただきました。
いつも渡辺さんには元気をわけてもらっている気がします。

ありがとうございました。


時間もほどほどに次の待ち合わせ場所の南相馬市役所へ。


2013年9月29日日曜日

昨日の日経

9/28(土)日経新聞、夕刊、5面の左下、隔月でお手伝い伺っている月島の避難者もんじゃサロンに取り組まれている皆川さんが取り上げられています。刺激的で色々学ばせて頂いている、下町人情溢れるサロンです。ご覧になってみてください。

2013年9月8日日曜日

絆プロジェクト2030〜チャリティー落語会

昨日は絆プロジェクト2030さんのチャリティー落語会へお邪魔してきました。

先週初めて永野代表にお会いした際、「世界の子供たちのために」のパンフレット配布のブース設置をさせて頂けるというご好意もあっての参加でした。

前半は最後部座席で落語を楽しみ、後半は会場外のブースで参加団体の方々と情報交換を。

最後は絆プロジェクトさんの活動報告。
絆プロジェクトさんが実施している、FBF財団提供のプレイセラピーのプログラムは震災で過酷なストレスを受けている子供たちにはとても良さそうなプログラムだと思いました。
簡潔に言うと喜怒哀楽の感情表現を身体全体を使って促すプログラム。


私自身、避難してる子供と遊んだりする機会がたまにありますが、やっぱり抑圧から自分を解放させようとしてるような気がする瞬間がけっこうあります。
そういう時はとことん付き合うわけですが、身体動かして大きな声出して、というのが一番健全だと思うわけです。

今後のために頭に入れておきたいプログラムです。


懇親会は会場片付けしたメンバーがそのまま残った感じでしたが、がっつり働いていた方々はボランティアメンバーではないことが発覚してちょっとビックリ。
ビルの管理会社の担当者に声をかけて手伝ってもらってるあたりが流石というか、地元密着的な要素も意外と強かったりして、色々考えさせられることの多い飲み会でした。

代表の昔話も素敵な内容で、受けた恩は次の世代に返す。
感謝は次の人、またその次の人に巡ってこそ意味があるとつくづく感じました。



2013年9月5日木曜日

福島その①〜花見山にて

先週末は福島市と南相馬へ行ってきました。

土曜日は午前中に渡利の花見山へ。
NPO法人花見山を守る会の高橋代表にお時間をとって頂き、とあるプロジェクトのご相談へ伺ってきました。

前日夜行バスで乗り込み、6時福島駅着。
そのまま朝食をたべながら1時間歩いて花見山へ。

花見山に着くと、おもてでマスコット犬のタマがお出迎え。













マイナスイオンでいつも清々しい庭園(?)のベンチで待っていると、代表の奥さんが生桃のスムージー(何とも贅沢)を作って下さいました。
スムージーを味わいながらしばらくすると、「現場に行ってました」という高橋代表が到着。時刻は7:30
やはり早朝から仕事されているのだなぁ、と申し訳なく思いながら中へ通されました。

この日は本当は10:00から30分ほどアポを切っていて、短時間でも残りは何かしら手伝いをさせて頂くつもりだったのですが、結局私のお迎えがくるお昼手前まで、高橋代表が花見山について色々なことを話してくださり、「高橋塾」をみっちり受けさせて頂きました。
何とも贅沢な時間でした。


五月、七月と「世界の子供たちのために」の企画でお邪魔した中で伺った、花見山を守る会の話を更に掘り下げてのお話。

凄く多様で緻密な事業計画に改めて圧倒されました。
福島の復興、被災者の支援、花見山での活動、この三つを如何に組み合わせて継続できる事業にしていくか。

いかに引き出しを多く持つか。
可能性を見出せるか。
いかに喜んでもらうか、幸せになってもらえるか。
お金は後から着いて来る。


ボランティア事業という側面も持ちつつも、その軸はビジネスの王道だということがよくわかりました。

地域の問題を色々なアプローチで絡め取って、皆が少しでも希望を持てる、幸せになれる社会を作る。
凄く理想的な企業の在り方だと私は思いました。
だからこそ難しい。
単に営利で活動するより遥かに難しいことだと思います。
でも様々な問題を抱えた今の日本社会に最も必要な企業の在り方だとも思います。
こういう考え方がないと単なる弱者切捨て社会にどんどん染まっていく。
それで人生幸せにはやはりなれないんじゃないかと。



今日の授業料をどうやってお返しするべきか、花見シーズンへ向けたプロジェクトの構想どうしよう、などあれこれ考えているうちにふんばろうメンバーの方のお迎えがきて午後の予定地である南相馬へ。

本当に感謝感激でした。
有難うございました!





左より
平田(ふんばろう福島、世界の子供たちのために)
弓野氏(ふんばろう・緑でつながるPJ)
高橋代表(花見山を守る会)
手にもっているのは花見山の開発した「ふくトマ甘納豆」。
国産ドライトマトは非常に美味です(ネットで買えます)。









※余談ですが、花見山の近くにあった春日神社。
訪問前にお参り。
立派な大杉がありました。