2013年9月5日木曜日

福島その①〜花見山にて

先週末は福島市と南相馬へ行ってきました。

土曜日は午前中に渡利の花見山へ。
NPO法人花見山を守る会の高橋代表にお時間をとって頂き、とあるプロジェクトのご相談へ伺ってきました。

前日夜行バスで乗り込み、6時福島駅着。
そのまま朝食をたべながら1時間歩いて花見山へ。

花見山に着くと、おもてでマスコット犬のタマがお出迎え。













マイナスイオンでいつも清々しい庭園(?)のベンチで待っていると、代表の奥さんが生桃のスムージー(何とも贅沢)を作って下さいました。
スムージーを味わいながらしばらくすると、「現場に行ってました」という高橋代表が到着。時刻は7:30
やはり早朝から仕事されているのだなぁ、と申し訳なく思いながら中へ通されました。

この日は本当は10:00から30分ほどアポを切っていて、短時間でも残りは何かしら手伝いをさせて頂くつもりだったのですが、結局私のお迎えがくるお昼手前まで、高橋代表が花見山について色々なことを話してくださり、「高橋塾」をみっちり受けさせて頂きました。
何とも贅沢な時間でした。


五月、七月と「世界の子供たちのために」の企画でお邪魔した中で伺った、花見山を守る会の話を更に掘り下げてのお話。

凄く多様で緻密な事業計画に改めて圧倒されました。
福島の復興、被災者の支援、花見山での活動、この三つを如何に組み合わせて継続できる事業にしていくか。

いかに引き出しを多く持つか。
可能性を見出せるか。
いかに喜んでもらうか、幸せになってもらえるか。
お金は後から着いて来る。


ボランティア事業という側面も持ちつつも、その軸はビジネスの王道だということがよくわかりました。

地域の問題を色々なアプローチで絡め取って、皆が少しでも希望を持てる、幸せになれる社会を作る。
凄く理想的な企業の在り方だと私は思いました。
だからこそ難しい。
単に営利で活動するより遥かに難しいことだと思います。
でも様々な問題を抱えた今の日本社会に最も必要な企業の在り方だとも思います。
こういう考え方がないと単なる弱者切捨て社会にどんどん染まっていく。
それで人生幸せにはやはりなれないんじゃないかと。



今日の授業料をどうやってお返しするべきか、花見シーズンへ向けたプロジェクトの構想どうしよう、などあれこれ考えているうちにふんばろうメンバーの方のお迎えがきて午後の予定地である南相馬へ。

本当に感謝感激でした。
有難うございました!





左より
平田(ふんばろう福島、世界の子供たちのために)
弓野氏(ふんばろう・緑でつながるPJ)
高橋代表(花見山を守る会)
手にもっているのは花見山の開発した「ふくトマ甘納豆」。
国産ドライトマトは非常に美味です(ネットで買えます)。









※余談ですが、花見山の近くにあった春日神社。
訪問前にお参り。
立派な大杉がありました。

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