2012年4月12日木曜日

ふくしま避難者の集い in 早稲田

ここ二ヶ月ほど諸々あったのですが多忙のため更新しておりませんでした。
日にちが経ってしまっているのですが、近況をぼちぼち更新していきます。
まずはこちらから。


3月18日(日)、早稲田大学にてふんばろう福島支部としては初めて都内での企画がありました。
「ふくしま避難者の集い in 早稲田」は県外避難者の交流の場を作る目的で開催されました。

今までガイガーカウンタープロジェクト等で現地のメンバーと関わっていた中で、複雑な感情があるのを身に染みて知っているのでどうなるのか正直心配でしたが、参加者からも好感触で、何より避難者同士の繋がりが今回の場でできたことに、今後の必要性を改めて実感しました。

今回は参加者が約20名、主に浪江町の方でした。
告知は避難地域の役所と都内で県外避難者を支援している社協など。
浪江町の方が多いのは、役場が協力的であり、震災直後に避難者へフォトビジョンを支給して町の情報を流せるようにしているので、避難者への周知がすぐできるからです。
他地域でも今からでもそういった情報共有の仕組みが構築できないものかなと思いました。

今回の企画で一番嬉しかったのは、私が扇風機を送ったことがきっかけで7月から何回か手紙のやりとりをしている都内避難者の方が、案内の手紙を読んで足を運んで頂き、初めてお会いできたことです。
お会いしたのは本人ではなく一緒に富岡町から避難している妹さん(ご本人は体調不良のため代わりにお礼を言ってきてといわれたそうです)でしたが、色々と話を伺えました。
富岡町は役場の動きが良くないらしく、いわき仮設でも支援が少ないという話を聞いていたのですが、この方もやはりふんばろうの物資支援が本当に必要だった様子でした。
今回ような交流の場もないので、次回も是非参加したいというご意見も頂き、案内の手紙を出しておいて良かったとつくづく感じた次第です。

知り合いも誘いたいという声もあり、今後のネットワーク作りに協力できれば、と強く思う一日でした。

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