2013年3月22日金曜日

福島県外避難者支援フォーラム

3月20日はさわやか財団主催の福島県外避難者支援フォーラムへ参加してきました。


今回の目的は二つ。
他団体がどのように活動しているのか、今後の早稲田の集いのヒントになることはないか。
後半の交流会の雰囲気を知りたい。

パネリストの四団体、福島避難者同好会、とみおか子供未来ネットワーク、福島避難母子の会、荒川区社協のお話は避難者の集いを開催している中で改めて気付くことが多々ありました。
各団体の様子を聴いていると、どのように参加者と接するのがよいか、どういう環境が本音を話しやすいのかなどが見えてきました。

後半の交流会では相談ブースとして控えていた弁護士や司法書士などの方々も入り混ざっての被災者との交流会。

私はいつも早稲田の集いにも来て頂いているおばあちゃんと同席させてもらい、普段よりじっくりと話を聴くことができました。

この方は南相馬の小高区から避難されて、親戚等約八ヶ所を転々とし、現在は中野区にいる方です。
地元には帰らない、と常々言っており、避難後実際一度も帰ってないとのことですが、地震当時の混沌とした様子や、飼っていた山羊の話などもされて当時の事を色々思い出しているようでした。
中野は生活しやすい、と今の生活の利便性を終始強調されていたのですが、私は半ば無理に自分に言って聞かせてるようにも感じました。
戻る戻らないの選択は本人の意思ですが、一度故郷と向き合える日が来て欲しいと願います。

今回わかったのは様々な避難者交流会が開催されてますが、豆に色々な所に足を運んでいる方が結構いらっしゃることでした。
もともとネットワーク構築が交流会の趣旨なので、交流会同士のネットワークも非常に重要になってくると感じました。
自分も情報収集としてなるべく他団体の交流会にも足を運ぼうと思った一日でした。

※写真はさわやか財団様から頂いた、資料です。やはり山形が一番避難者数が多い



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