2012年9月23日日曜日

浪江町避難者の集い〜元気つく場会

本日は、つくば市の筑波学院大学構内にて、元気つく場会主催による浪江町避難者の集いがあり、ふんばろう東日本として手伝いに参加させて頂きました。

浪江町避難者以外にも、南相馬、楢葉町、いわきなど様々な地域出身の方が参加され、中には東京に避難中の方も来ていたとか。

浪江町は県外避難者への支援が手厚く、避難している浪江町町民がしっかり固まって避難生活をされているのが特徴らしく、各避難先でもイベント等を企画すると人の集まりも良いらしいです。

馬場浪江町長、つくば市長、筑波学院大学学園長の挨拶のほか、最後は浪江の星と言われる国民謡界の至宝、原田直行さんによる公演があり、受付で留守番をしながら外で聴いていましたがかなりの盛況ぶりのようでした(写真を見せてもらったら盆踊りの曲で皆さん踊っていらしたようです)

途中の昼食は事前に配った食券を使って、学食にてわいわいと昼食。

皆さん避難生活でご苦労をされているので、こう言うのは不謹慎極まりないのですが、開会前に続々と集まり再開を喜び合う様を見ていると、同窓会のように見えてきます。
今日は懇意にしていた方々に一目会いたいと、体調がすぐれない(ずっと入院生活をしている)中、埼玉からわざわざいらした方もいて、お互いを懐かしむ姿が非常に多かったです。
まだまだ先が見えない中ですが、一同に会する機会を得ることで、地元の中で新しい機運が生まれればと密かに願うものです。

馬場町長は今日の挨拶で感極まり涙していたらしいですが、浪江の方曰く、比較的いつも泣いており、テレビ等で泣いているのを見ると、今日お話をした方などは「泣くな!!」と思っているらしいのですが(笑)、偽りのない涙であればとても良いものだと個人的には思います。
避難先で浪江町民の集まりなどがあれば極力顔を出すようにされているとのこと。


今日一番印象的だったのは、そんな馬場町長が帰られる際に、同じふんばろうのメンバーの方が町長に対して「お身体大事になさってください」と言葉をかけたことです。
町の一大事に奔走されている町長。地元の人々。
よい未来図が描けるようになることを切に願います。


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