2014年2月17日月曜日

経験者に学ぶ〜チェルノブイリツアー

ゲンロンにてチェルノブイリツアーの事前セミナーへ行ってきました。
今年はCheFuKoでウクライナへ行くことが決定しましたので少しずつ準備を始めています。
必要情報がかなり入手できました

東浩紀さんの話が今の自分にはかなりタイムリーで刺激的でした。
色々考え方はありますがやはり求められるもの、必要なもの。
知ってもらわなければならない。
関心を持ってもらわねばならない。
それを踏まえると「観光」というのはテーマとして物凄く重要な要素だなと、東さんの話を聞いて感じました。

一年前、自分はどちらかというと観光地化計画には否定的な見方をしてましたが、観光の本質を捉えるとそうでもない。
また、「ウクライナという国の背景を知ると原発は宗教性があることがわかる」という内容のお話もなるほどと。
「日本人はお金の問題と考えがちだがあれは宗教なんだ」
安全神話はまさに「神話」だったのかもしれません。
(先週、事故当時の東電社員のエピソードを富岡町できいたのですが、いかに信仰に近いかと思わせる信じられない話なので別に記述します。)

上田洋子さんにはツアー組みの相談を受けて頂けそうで心強いアドバイザーを得たと感じます。
現地とのメールのやりとりで心配だった反政府運動も一応は落ち着いているようです。


セミナーで放映された映像での中で、最後にウクライナ現地NPOの案内人が

「廃炉は非情に困難。原発を止めれば明るい未来が見えてくるのは幻想」

と語ってたのが印象的で、この言葉が決めてでDVD買ってしまいました。


なくしたほうがいいに決まってる
でもそんなに簡単な話ではない。

今の反or脱の言葉に一体どれくらい自分の責任を乗せてるのか。
自分も責任をとるつもりで言ってるのか、政府•東電に責任を丸投げして他人事として言ってるのか
さて、どちらなんでしょう。

そう考える半日でございました。

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