2011年10月8日土曜日

ハンドメイドプロジェクトから作製キットの支援

ふんばろうのハンドメイドプロジェクトは、主に女性の方々に人気のプロジェクトだ。
夏前頃に出来上がり、誰でも参加しやすく、特技を活かせるので爆発的な勢いで参加メンバーを増やした(おそらく)。

初期の段階では被災者に手造りのモノを届けようということで、匂い袋や草履等をプレゼントしていた。
また仮設住宅の集会所でワークショップのようなものも開催している。


先月からは材料=製作キットのような形で被災者にプレゼントし、皆さんで作っていただこうという材料提供班がたちあがった。

先日、早速こちらの件を米沢の支援者センターの方に持ちかけ、了承を得た。
米沢の支援者センターでは毎週水曜にお茶会として避難者が交流を深める場を作っている。

せっかくなのでそのお茶会の企画として、皆さんで一緒に手作業をして頂こうというのが、材料提供の狙い。

避難先はどこでもコミュニティができていないのが問題の一つであった。
そういう状況を変えるきっかけのひとつは、何かを皆で作ってもらうという行為だ。
共通の目的に向かって作業することで、人間というのは少し心が通じてくるものらしい。
今回はたまたまアクリルたわしキットを提供できる方がいたのだが、幸いにも日用消耗品を節約したいと思っている米沢の県外避難者にとっては、洗剤を使わなくて住むアクリルたわしはなかなか利にかなっているのでは、と密かに期待している。

定期的な開催ができるようにフォローしていきたい。


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