2011年9月28日水曜日

測定講習会in 久之浜(ガイガーカウンタープロジェクト)

一昨日の9月25日はいわき市久之浜の久之浜第一小学校の体育館にてガイガー講習会第二回目を行った。

開校へ向けての除染のためにPTAからの要望で今回の講習となった。

と、その講習会の前の午前枠に、原発作業を請け負っている地元企業を迎えての除染説明会があった。
基礎知識は我々とかぶる内容もあり、且つ専門的で非常にわかりやすいものでさすがという所。内容も若干かぶるのでこの後に講習会はやりづらいかなーという不安も。

ただ、最終的に「じゃあ測りたいんですけど」というところで内容が終わってしまい個人的には違和感を覚えた。
ここから先は有料で除染しますよってことなのかなーなど色々勘ぐってしまう(南相馬では除染業者間の激しい抗争があるらしいので)
我々がそのあとを補足するような形になり結果的は良かったような気もした。

第二回目となる講習会は前回の南相馬鹿島区より持ち時間が短かったため、少し巻き気味での進行だったが割とスムーズに進められた。
参加者は当初の事前申し込みの方は1割程度の3名ほどで(汗)、残りの20名くらいの方々は事前の除染説明会からそのまま残って頂いた方々だった。
やはり実際に自分たちで測りたいニーズは高いのだろう。


講習会では前回同様、「座学→実習→座学まとめ」 という流れだが、やはり実習で実際に機器をいじり、測定してみることでようやくわかってくる様子だった。
やはり座学で校正倍率がどうのこうの言ってもちんぷんかんらしいw

半年がかりで徐々に軌道にのってきたガイガーカウンタープロジェクト。
次回はどこで開催になるのか。(県北っぽいが、、、)


※いわき市のような低線量域(0.3μsv/h未満)では簡易測定器で精密な数値の測定は難しい。しかし値段、供給不足等の問題から現状では一般人が精度の高いシンチレーション式の測定器を用意するのは限りなく難しい。ふんばろう東日本のガイガーカウンタープロジェクトでは簡易測定器なりになるべく正しい値に近づけるように県の定点観測地点の値を基準に校正倍率を求め、貸出し機器毎に換算表を付けている。
http://geiger.fumbaro.org/rental/gc-spec

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